コードを日本語化すると見えてくるもの [プログラム一般]
今回もデーブさんのサンプルコードでの説明になるのですが、日本語に置き換えると見えてくるものが有るという話です。日本語に置き換えたC++のコードはこれです。
#include <iostream>
//--------------------------------------- このクラスでは
class このクラスでは
{
public:
const short 最大名前の長さ;
short &名目数値;
short 数値;
このクラスでは( short 固定値 );
};
このクラスでは::このクラスでは( short 固定値 )
: 最大名前の長さ( 固定値 ), 名目数値( 数値 )
{
数値 = 最大名前の長さ;
std::cout << "最初の数値 = "
<< 数値 << "\n";
名目数値 += 10;
std::cout << "名目数値に変えた後の数値 = "
<< 数値 << "\n";
}
//--------------------------------------- main()
int main()
{
このクラスでは オブジェクトとして( 10 );
}
これをターミナルから実行するとこう返ってきます。
最初の数値 = 10
名目数値に変えた後の数値 = 20
で、結果だけ求めるのであれば C でも作れるのですが、C++ではクラスでの操作ができますから、これを有効活用するのがC++を使う目的になるわけです。ではやってみましょう。「このクラスでは」ではインスタンスを作れます。では値を20としたインスタンスを追加してみました。「このクラスでは オブジェクトとして( 20 ); 」こうすれば期待通り20と30が表示するかと思いきや、コンパイラーは文句を言ってきました。再定義だと。と言うことは同じ名前だとデプリケートと判断できるのであれば、別名にすれば良いわけですから、次のオブジェクトとして( 30 )を追加しました。期待通り30と40が返ってきました。
これ以上追加しても同じことなので止めるとして、これをもうちょっと機能を追加したいとかいった時、絶えず心の中で英語を繰り返さなければなりません。その手の問題に何の抵抗もない人であれば、それで良いかもしれませんが、普通の人であればもうこのサンプルはいいやって感じになるんじゃないでしょうか。日本に住んで暮らしていれば、聞こえて来る情報、会話は日本語なはずです。プログラム言語に没頭するということは、ややもすると、日本人を忘れることにもなると思います。中にはせっかくプログラミングをするのですから英語で、と言う人もいますが、英語には日本語とは逆順表記の文法も有り、根本的に矛盾するところが有ります。それが疲れるのだと思っています。まして大量のデータを扱うとなれば、尚更です。
まあ、よく周りの名の知れたソフトを見てみれば、大概外国の商品ではないですか、日本は丸っ切り無いとは言いませんが、200MBを超えるソフトとなると、ん~?でどちらかと言うと、それを日本語化するところだけ、やっている感じがするのですが。
話はそれますが、私はMacを使っているのですが、一つ疑問が湧いてくることに、Apple Japanって何をやっているところなのかなあ?と思うことが有ります。ホームページを見れば、本家のホームページをただ日本語化したようなページだし、最近はもし、アメリカのホームページから日本語入力できる機器が注文できるのであれば、キーボードも何もUS製でいいやと思っています。ようは今迄通り使えればどこから買おうが関係無しです。つまり、アップルジャパンとはアップルの日本支店だけの機能しか持っていないんじゃないかと。まあそれほどメジャー扱いでは無いにしてもです。これが、日本人が大いに関わったOSだというなら話は別ですけど、そんな話は聞いたことが有りません。まあ愚痴はこれくらいで、これからのプログラミングは日本人ならそれらしい日本語で!で行きたいかなあ、なんて。
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