Xcode(11回目) [Xcode]

NVIDIAが自らのGPUのために開発している、MacOS X用のCUDA ToolKitは、圧巻なのですが、computeprofというアプリケーションは動作するのですが、ターミナルでこれ用のライブラリにパスが通らなく、アクセスできなくてSDKサンプルをコンパイルできません。なので比較も出来なく、意味不明の状況です。何度やっても駄目です。第一何処にインストールされたのか最初分からず、マニュアルも無いので、焦りました。
考えられるのがusr/local/かなと思い探すと有りました。これは、defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -bool YESで隠しファイルを最初から見れるようにしてあるから良いのですが、この状態でない人なら、どうするのでしょうか。

しかしこれは諦めた方が良さそうです。アップル自体がXcodeでサポートするならいざ知らず、取り合えずclファイルが有れば今の所大丈夫です。

ですがそれならclファイルは、何でコンパイルすれば良いのでしょうか、と言う疑問が生じます。Xcode自体は、clファイルを無視しています。一つでもエラーが有ればアプリケーションは呼ばれません。八方塞がりで悩んだ末、もう一度Developer >GPU Computing > C > bin の中身を見てみると、実行ファイルが少し有ります。ターミナルからmakeコマンドを打ったときエラーが出るので駄目かと思って、諦めたのが大きな間違いでした。src のエラーファイルをゴミ箱に捨てたら、全てビルド完了と出て来ました。これはこのコマンドを実行したとき出て来たものです。
./deviceQuery Starting...

CUDA Device Query (Runtime API) version (CUDART static linking)

There is 1 device supporting CUDA

Device 0: "GeForce GT 120"
CUDA Driver Version: 4.0
CUDA Runtime Version: 4.0
CUDA Capability Major revision number: 1
CUDA Capability Minor revision number: 1
Total amount of global memory: 536543232 bytes
Number of multiprocessors: 4
Number of cores: 32
Total amount of constant memory: 65536 bytes
Total amount of shared memory per block: 16384 bytes
Total number of registers available per block: 8192
Warp size: 32
Maximum number of threads per block: 512
Maximum sizes of each dimension of a block: 512 x 512 x 64
Maximum sizes of each dimension of a grid: 65535 x 65535 x 1
Maximum memory pitch: 2147483647 bytes
Texture alignment: 256 bytes
Clock rate: 1.40 GHz
Concurrent copy and execution: Yes
Run time limit on kernels: Yes
Integrated: No
Support host page-locked memory mapping: Yes
Compute mode: Default (multiple host threads can use this device simultaneously)
Concurrent kernel execution: No
Device has ECC support enabled: No

deviceQuery, CUDA Driver = CUDART, CUDA Driver Version = 4.0, CUDA Runtime Version = 4.0, NumDevs = 1, Device = GeForce GT 120


PASSED

Press to Quit... ----------------------------------------------------------- これは、C/C++のファイルだけです。(ターミナルはドラックドロップが出来ますので、移動はその方が早いです。)ではOpenCLのサンプルはどうでしょうか、エラーのソースは捨ててやってみると、全てコンパイルできました。取り敢えず環境が分かって来たので、次回にもっと踏み込んでみたいと思います。
タグ:Cuda
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

Xcode(10回目)CUDAとMakefile ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。